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[ガチレポート] 隠れJKビジネスが大盛況!?実際、ネタバレは!?

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少女売春の温床と言われ、たびたびその実態を報じてきた「JKビジネス」。

しかし、17年に東京都が「特定異性接客営業等の規制に関する条例」を施工すると、他の自治体も同様の条例を施行。全国的にその数が激減した。

「JKビジネスは根絶させなければなりませんが、一方で高校生がファミレスなど普通にアルバイトをする選択肢は残しておかなければなりません。

条例では18歳未満の女性が店員として働く店では「JK」「学園」「少女」など約80の単語を用いることを禁止しています。当然、18歳未満の女性はリフレや撮影会といったお店では働けなくなりました。」

 

こう話すのは、元埼玉県警刑事で少年少女の非行防止や防犯活動に力を注ぐ佐々木成三氏だ。

だが、今、こうした条例の趣旨を逆手にとった新しい“JKビジネス”が生まれつつあるのだ。

 

「JKビジネスの中心地だった東京・秋葉原ではリフレなどの摘発が相次いだ13年以降、業者は18歳以上の女性が働くリフレ店にするか、未成年も働けるカフェ業態にするかという2つの選択を迫られました。

もっとも法を無視して裏オプ(性行為)ありきの「コミュ」(個室での会話を提供)や、摘発されにくい「お散歩」(店外で声掛け、デート)をやる業者も現れましたが」

 

こう話すのは「女子高生ビジネスの内幕」などの著書があるジャーナリストの井川氏だ。

しかし、法整備も進んだ今、裏オプの温床となったお散歩店やコミュ店も淘汰されていったという。

 

その後、秋葉原で勢いを増したのが「コンセプトカフェ」と称する店舗、略してコンカフェだ。

猫カフェやメイドカフェ、執事カフェなど特定のコンセプトを掲げたカフェのことを言う。

 

かつて、都内を中心にJKリフレ店など数店舗を展開していた飲食店オーナーのT氏は次のように語る。

「従来のメイドカフェと違い、新しく台頭してきたコンカフェは客が2,3人しか入れない小箱に手作り感のある内装で学園祭のノリを醸し出しているのが特徴だ。

 

アイドルやレイヤーを名乗る女の子たちが働いていますが、なかには、15、16歳の子もいます。普通のカフェなので合法なのですよ」

労働基準法第61条では、18歳未満の深夜労働(22時~翌5時)を禁じている。

つまり、22時前であれば「飲食店」として高校生も働けるというロジックなのだ。

 

そして前述のようにNG単語を使わなければ条例違反にもならない。

そのため、午後~夕方の一部はカフェ、夜はバーとして営業するカフェ&バーという形態のコンカフェが続々と現れているという。

 

学校以外の居場所を求めて入店したJK

今回、大阪市内にある「オタ女お部屋」をコンセプトにしたコンカフェを取材することができた。

店内は一見バーですが、メニューには「シャンメリー」や「お絵かき付き おむらいちゅ」が並ぶ。チュキで女性店員と撮影できるなど、アイドルカフェやメイドカフェの要素も取り入れられている。

 

「うちは法律を守ってやっています」と話すオーナーの夢音さんはもともとアイドル育成に関わる仕事をしており、このお店で働く女の子でユニットを作る予定だったという。

実際、同店で働くペロちゃんは17歳の現役高校生。リーダーのミカンちゃんに憧れて入社したという。「ツイッターで前から見ていて、かわいいなと思っていたのです。そしたら、お店がバイトを募集していたので応募してみました」

 

これまで夢もなく、学校にもなじめず、なんとなく生きてきたペロちゃんだが、今ではアイドルになるという夢をもつようになった。

一方、1年以上働いているみかんちゃんも「同世代の子と一緒に働きたい」という理由で入店。学校以外の居場所としても機能しているようだった。

 

ボッタくりのようなJKコンカフェも増えてきているという。「以前、歌舞伎町や大阪・ミナミでは未成年も在籍するボッタくりの違法ガールズバーが多くありました。

それらが摘発できなくなり、残党がはじめたのがボッタくり系のコンカフェ。サービス料を30%とったり、客が1杯5000円のドリンクをJKに奢らせたりする。会計が30万円になることもある」

 

こうした店では、シャンパンタワーなどを導入して、イベント時に300万もの支払いをさせるケースもあるという。「お散歩で料金を取るのはアウトです。だから5万円のシャンパンをいれてくれたら1時間お散歩できるというような裏道を用意しているお店もあるのです。

コンカフェ界隈の未成年の子はパパ活を結構やっていますのでお手のものですよ。ただし、店外デートはあくまでも客と女の子が勝手にやっているということで、店側は関与しないという体裁にしています」

 

こいした店に加えて、コンカフェで働く一部の女子高生は店が終わったあとに街頭でナンパ街をしてギャラ飲みし、酔っ払って援助交際に走るケースもあるという。

 

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