この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。
ビットコインとは、簡単に言いますと、インターネット上で発行、取引される仮想通貨の一つです。
「仮想」という言葉があるために、「空想上のお金なのか」とか、「どのようなことに使用するのか」という疑問を感じがちですが、
普通のお金、法定通貨と同じように使うことができます。
ネット上に存在し、安全な取引のために暗号化技術が使われていることから、「暗号通貨」という呼び方もあります。
一万円や硬貨のような実物がないビットコイン。
いったい、どのようなことに使えるのでしょうか?
はじめに、ビットコインでできることを簡単にご紹介していきます。
ビットコインは、欧米や中国、東南アジアなど、多くの国でご利用されています。
私たちがいつも使っているお金のような形とかはないですが、「お金」として、「円」や「ドル」と同じように使うことができます。
ビットコインでできることは大まかには、次の4つになります↓
①ビットコインの売買でリターンを得る(投資)
②買い物代金とかをビットコインで支払う(決済)
③ほかのだれかにビットコインを送る(送金)
④少額の寄付や投資に使う(ファンディング)
①ビットコインの売買でリターンを得る(投資)
現在のところ、ビットコインの利用で、大部分になるのが、「投資」です。
日本には、もう10か所の仮想通貨取引所があり、インターネットなどを通して、簡単に仮想通貨の売買をすることができます。
ビットコインの価格が安い時に購入し、高くなったところを売却すれば、その差額分をリターンとしてもらえるのです。
投資は大きな金額がかかるイメージがおありかもしれませんが、
ビットコインなら、数百円から購入できるので、お金もちでなくても、誰でもはじめるのがいいところです。
口座開設している人は増加しており、今後もそういう傾向は高まるかと思います。
②買い物とかの代金をビットコインで支払う(決済)
お店でショッピングしたり、お食事したりしたとき、どうやって代金を支払いますか?
現金で支払うかもしれません。リアルはこれが多いかもでしょう。
他には、クレジットカード決済、スイカとかの電子マネー、デビットカードの使用、とかありますが、
本当のところは、ビットコインでも支払うことができるのです。
代金が5000円なら、5000円相当のビットコインを使うのです。
どうすればいいのかといえば、仮想通貨取引所に口座を作っておき、そこから代金を引き落としできるようにすればいいのです。
ビットコインで支払うなんて、今まで見たことがないというかもしれませんが。。
銀座のお寿司屋さん、六本木のバー、下町の焼き肉屋さんなど、で既にこのシステムがはじまっています。
これからの未来には、ビットコインで決済できるお店はドンドン増えていくと思われます。
③ほかの誰かにビットコインを送る(送金)
送金のところでも、ビットコインは十分に持ち味を発揮するでしょう。
特に、海外送金では、ビットコインがより生きてきて、威力を出していくでしょう。
例としましては、あなたの子供が海外に留学し、あなたは毎月15万円を仕送りするとおきましょう。
このケースで、銀行の海外送金だと、1回3000円くらいの手数料がかかり、かなりの大きな負担ですが、
ビットコインのケースに置き換えると、この手数料は大幅に安くなるのです。
かかる費用は数百円程度と言われています!!
これなら断然、銀行とかよりも、ビットコインですよね!
銀行の海外送金では相手にお金が届くまで数日間かかりますが、ビットコインではそれが一瞬で届くのです。
数日間よりは一瞬ですよね?w
④少額の寄付や投資に使う(ファンディング)
送金の手数料が安いというのは③でちょっと紹介しましたよねw。
少額の寄付や投資に使うのもいいと思います。
たまに、大地震とか、戦争とか、大火災とかの、あとに誰か寄付とかしますよね。大物ではヨン様とか。
最近では、ネットを利用したクラウドファンティングが注目されてもおり、数億円の資金が集まってきています。
クラウドファンティングとは、特定の事業とかに共同で投資とかするので、少額でも参加できるのがいいところで、参加者は増加してきています。
しかし、銀行の振込では、500円くらいの寄付とかでも、300円くらいの費用がかかってしまうので、向いてはいないです。
そこで利用していきたいのが、ビットコインなのです。
③で言ったとおり、ビットコインでは送金の手数料はほとんどかからずに、
そこらの街角募金と同じような感覚で、少額からの寄付や投資ができるのです。お金を効率的に使えるでしょう。
↑
いかかでしょうか?
ビットコインはお札や硬貨はないですが、形あるお金と同じような感覚です。
そして、ビットコインの使い方によっては、円とか法定硬貨より便利に、お得に使うことができるかもしれません。
ビットコインの利便性を考えますと、これから使える場面はさらに広がっていくでしょう。