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[レオパレス21] 違法建築問題の真実!会社存亡の危機?

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

 

レオパレス21の黒すぎる錬金術??

不正を糾弾したオーナー会に「レオを潰す気か?」という身内からのクレームも。

 

2019年、2月7日、法令違反にあたる物件が1324棟にのぼることを発表してレオパレスの社長らが会見で頭を下げました。

そこでは、改修工事を実施するため、最大で1万4443人の入居者に転居の要請をすることを明らかにしているw。

 

その引越しの費用はもちろん、レオパレス側がもつ。

30年一括借り上げであり、サブリース契約で物件オーナーの家賃収入を保証してきたため、空き室が増えても、家賃の支払いは発生し続ける。

最近は、かなり頻繁にテレビや新聞などで、サブリース契約に関するトラブルや事故を見聞きするw。

 

サブリース契約とは?↓

簡単に言いますと、入居者がいなくても家賃が入る仕組みのことですw。

仕組みは、管理会社がオーナーから物件を借りて、その物件を入居者に貸す転貸の契約で、オーナーは賃料を全額得られるわけではなく、何割かを引かれた保証賃料を受け取ることになりますw。

 

1324棟の莫大な修繕費と合わせて、経営を圧迫するのは必至だw。

 

ガイアの夜明けで!!

 

この問題がはっきり明るみに出てきたのが、昨年、5月くらいのこと。

レオパレスは、急遽、記者会見を開いて、建築基準法の疑いがあるものと発表された。

その日の夜には、「ガイアの夜明け」が、オーナーが調査した物件調査に密着し、違法建築の実態を明らかにする様子をキャッチした。

 

そこでの同番組で明らかにされたのは、各住宅の間を区切る、「界壁」の不備。

建築基準法上、火災の延焼防止と、遮音性確保のために、小屋裏にも設置しなければならないが、

レオパレスが建設した2棟のアパートには設置されていなかったw。

さらに全棟調査で、

そのあと、同社が実施した全棟調査では、さらなる不備が。

自治体には、外壁内部に、断熱性・耐火性に優れたグラスウールを用いると申請したのだが、

耐火性能に劣り、外壁への禁止の発砲ウレタンが使用されていたのが判明。

二重に貼るべき部材が一枚ばりになっていたり、遮音基準を満たさない部材を界壁に使用していることも発覚したw。

違法建築問題を会社ぐるみで隠す?

問題は、会社ぐるみで、違法建築問題を容認している可能性がある点ですよ。

ゴールドネール、と、ニューゴールドネイル、というシリーズのアパートの9割に界壁が設置してないのが発覚。

 

しかし、このシリーズの物件の8割近くには、大幅な家賃減額と保証契約の解除をも迫る会社内で、「終了プロジェクト」と言われる戦略によって、」すでにサブリース契約も解除されてしまっているw。

ここらあたりには、収益性の低い物件をリストラするコスト削減と同時に、違法建築物件を切り離して隠ぺいする狙いがあると見ていますよw。

LPオーナー会で!

物件オーナー組織「LPオーナー会」の前田氏も次のように話す↓

レオパレスは会見で昨年3、4月に違法建築問題の疑いがあることを知ったと話していましたが、12年にあるオーナーがサブリース契約を解除され、起こした訴訟で、界壁の不備が指摘されていました。

和解になり、違法建築問題は表ざたにはなりませんでしたが、経営陣はこの時点で問題を認識したと言えるのが普通でしょうw。

裏切り行為!!

そういう不備の発生原因はレオパレスは、現場も判断でやった、作業を簡素化するため、と弁明したが、疑惑は深く、少なくとも、オーナーを裏切る行為をしてきたのは間違いないw。

レオパレスは事業継続?

問題続出のレオパレスは、事業を継続できるのだろうかw?

オーナー会の依頼を受けて、全国30件以上の物件調査に立ち会った一級建築士の誠氏はつぎのように話す。

 

小部屋の界隈の設置、ないし改修には、部材を運び入れるために天井に大きな穴をあける必要がありますw。

このとき、ユニットバスが節した部分は、設置を取り外さないと施工できないw。

一度外して、戻せばいいというのではなく、メーカーは設置が変形するリスクを懸念して、新品の交換を推奨してますw。

 

そうだと、ユニットバスで、30万円かかり、界壁の部材費、施工費などを考えると、1部屋あたり100万円程度の改善コストが発生する可能性もあるw。

1棟10部屋試算で、1000棟で100億円。

調査したすべての物件で不備が見つかっていることを考えれば、問題物件をゼロにするには、さらに改善コストが膨らんでいくでしょうw。

レオパレスは、倒産?

レオパレスには、18年12月時点で、892億円の現預金がありますが、改善単位が数百億円単位で発生すれば、さらに資金繰りが困難になりかねない。

19年3月末時点の入居率が大幅に悪化するようなら、家賃負担の増大で倒産の現実味も帯びてくる可能性もあるとのことw。

 

仮に、倒産しようものなら、改善コストはオーナーが負担w。

レオパレスが生き残っても業績回復のためには、家賃保証の減額圧力が強まるのは必至w。

全国2万7000人を数えるレオパレスオーナーが、今後さらなる負担を強いられるのは間違いなさそうだw。

 

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