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[世界同時不況]ドル安・円高、世界的株安と世界の経済は逆回転![2019年]

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

かなりのネガティブな要素しか見当たらないと言われる2019年ですが、どういうことになるのでしょうか?

国内外とも不安な要素ばかりで、なかには、1ドル=98円落ち説も。

接近している世界同時不況に備えて、どういう対策をすればいいのか考えてみたりしましょう。

 

2019年は、夏以降を中心に景気が腰折れするリスクがあると、あるエコノミストが語っているくらいです。

彼はまた、足踏み、踊り場、といった景気停滞ではなく、かなりの後退局面もあると説いています。

 

米国の中央銀行にあたるFRBは政策金利を段階的に引き上げ、昨年2018年12月の時点で2.5%に達し、米国の10年物国債利回りは、3.2%程度まで上昇してしまいました。

それに関しましては、今年は年3回程度の利上げが予定されていましたが、「19年は2回」と、利上げペースを減速すると打ち出してきました。

 

みすほ証券エコノミストも次のように指摘しています。

とても心配なのは、世界経済の大々的な減速です。

IMF(国際通貨基金)は、昨年10月、世界経済の成長率見通しを2年ぶりに下方修正してしまいました。

独り勝ちだった米国では、

景気の先行指標である新規失業保険申請件数が徐々に増加、

それに住宅販売戸数がかなり減少するなど、金利上昇の影響がもろに表面化しています。

それだけ、米国の景気が減速しいぇきている証拠なのだが、他にも懸念事項はあります。

 

2018年4-6月期の米GDP成長率は4.1%とトランプ減税の効果か出て、高い成長を記録しました。

しかし、2019年は2期目となり、それを前年同期比で考えたとき、上昇するのは難しく、2019年7-9月期頃から米経済の減速は避けられないかもしれません。

悪い影響は中国、欧州、新興国まで波及

米中貿易摩擦の悪影響もこれから見逃せないかもしれません。

昨年、2018年12月くらいに開催されたG20に合わせて米中首脳会議が開かれました。

ここでお互いに歩み寄りをして、対立は多少、緩和されましたが、

劇的に改善されたわけではなく、いまだに問題は先送りされただけのところがあります。

 

実際、すでに多くの品目にたいしまして、上乗せ税率がかけられており、

中国のGDP成長率は、リーマン・ショック以来の低水準に落ち込んでいる状況なのですよ。

このように、米中貿易戦争の影響が、中国経済にも出てしまっているのだ。

 

さらにそういう風当たりが、欧州や新興国まで景気減速懸念は波及してきているのですよ。

ユーロ側では、トランプ米政権の保護貿易主義の影響なだから、製造業まで景況感が悪化してきています。

米国が政策金利の引き上げを続けたために、新興国から米国に資金還流が起こっています。

通貨防衛のための利上げを余儀なくされる国が徐々に増加してきており、まわりの新興国の経済成長はゆっくりと着実に鈍ってきてしまっていますw。

五輪特需終了に消費増税のリスク!

日本におきましても、世界経済の影響をかなり受けることになりますが、国内独自の不安要因もありますw。

過去に実施された五輪開催を見ると、五輪特需のピークは開催のおおよそ1年前にきていることがわかっています。

新国立競技場も11月に完成するなど、夏~秋以降、建設業界をメインに、五輪特需の息切が懸念もされてきています。

 

また、10月には、消費増税も控えているのです。

この消費増税はほぼ確定とマーケットは織り込んでもいますが、19年度後半から日本も景気が冷え込む材料が多いのですw。

日本政府は、軽減税率やポイント還元などの増税対策を予定している。

ただ、あるエコノミストは、消費増税の景気への影響について楽観は禁物だとものべている。

税率2桁上乗せが消費者マインドに大きな影響をあたえてしまう恐れもあるからだw。

 

そこまで接近してきている世界経済に備え、我々は何をしていけばいいのか?

あるファイナンシャルプランナーはこのように次のように話す。

株やFXをおこなっている投資家なら、レバレッジをかけすぎた投資は控えたほうがいい。

個別な銘柄におきましては、配当利回りが4~5%ほどのディフェンシブな高配当はいいかもしれません。

また、今は、不動産市況がよく、高利回りの不動産投資信託が底堅い動きをしてますよ。

あとは景気の後退を利益に変えていくのなら、株価が下がると利益になるインバース型のETFを買うのもいいでしょう。

 

そして、言いたいことは、何より、各種ローン返済や税金などの支払いをボーナスに依存しているのなら、家計を徹底的に見直したほうがいいでしょう。

 

かなりなネガティブな要素ばかりが多い2019年、そこまで迫ってきてしまっている、世界同時不況に今からでも、なるべく早いうちに備えたほうがいいでしょう。

まあ何からはじめたらいいかわからないというかたは、私生活の穴みたいなリスクみたいなとこから取り除くのもいいかもしれません。

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