• 記事投稿日:
  • 最終更新日:

中国の若者が不況に備えて節約生活!消費降級?

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

お金を使わない中国の若者が目立ってきています。

お金を使わないても言いましても、その程度がありまして、

言い換えれば、ちょっと前より、過去よりか、お金を使わなくなっている中国の若者という表現のほうがお似合いかもしれません。

 

いささか、経済が低迷期に突入し、デフレの懸念もでてきた感のある中国の今をリポートしていきましょうw。

近年の急激な経済的な成長を背景に消費の拡大が続いてきた中国なのですが、かなりその風向きが変わり始めたw。

 

米中摩擦が先行きに暗い影を落とし始めて、GDP伸び率も28年ぶりの低水準になってきていますw。

言い換えれば、中国のGDPの伸び率は、28年ものあいだ、伸び続けてきたわけになるのです。

28年の重みがなくなったのですから深刻化もしれませんw。

 

2019年初に、李克強首相は、人民にこの苦しい生活に備えてくれ、と経済失速を警告したw。年初のこのような発言ですから、不況は目に見えてきていたのかもw。

このような状況のなかで、中国の庶民の間で、欲しいものを購入する財やサービスのグレードをさげて、節約につなげていこうという、消費降級と呼ばれる動きが広がってきていますw。

繁華街のカフェチェーンの実態

そういう中国の若者の節約とかの実態をここで紹介していこうと思います。

中国広東省の繁華街、一角に長蛇の列が続く一軒の店舗がw。

ここのお店は中国全土100店舗以上を展開するカフェチェーン「喜茶」になりますw。

 

同店の一押しの名物は、中国茶や紅茶に泡状のチーズを浮かばせたような「チーズティー」とよばれた若い女性を中心にその人気は支持されているw。

この、人気のチーズティー、とかの待ちは、注文するまでに1時間。注文後に商品を受け取るまで40分待ち。

これでもまだましなほうな話とかで、チェーン店の別の店舗では最長7時間待ちの行列で、並び屋になってしまっている。

どうでしょうか?そこらの日本でも中国のお店でもこれほどの行列はそうはないですよねw。

短気な中国人が一体どうしたのか?

短期と言われているような、中国人がいったい、どうしたというのでしょうか?

いや、短気な性格なのに、このような待ち時間によくも耐えられるなと思いましてw。

 

そういうところの待ちの様子を女性2人組に聞いてみましたw。

中国人女性A:友達と会話をしながら並ぶので、特には苦にはならないw。

中国人女性B : 1時間列に並んで、お茶を飲みながら1時間という感じが楽しいw。

中国人女性A : 300円で2時間楽しめるのもあるので、コスパはいいですよw。

中国人女性B : そして、有名店でとった写メはSNSでもアップできるので楽しみw。

中国人女性A :スタバだと一杯450円はしますし、希少性はないのですよw。

というような短気をあまり感じさせないような様子を呈していまして、そこに節約するような生活ぶりもうかがえる。

このあたりの、450円より300円のお店を並ぶほどの節約志向が見えているでしょう。

このような動きも若い女性がなるべく節約しようとしているので、消費降級につなげていると言えるでしょうw。

中国のスタバの実態とは?

次に、スタバでの昨年の中国の売り上げは、スタバ中国進出ではじめてとなる、前年同期比2%減となりましたw。

そのスタバの実情を探ってみようとするべく、市内の店舗をたずねますと、まさかの満席だったのですw。

ただ、満席の様子をよく見ますと、テラス席に陣取るたくさんの人々がカップが手元にないのがちょっと驚きです!!!

 

そのかわりと言っては何ですが、持参した水筒に口をつけて飲む人が目立つのであるw。

こういう輩は、スタバのお店は何も注文せずに、席だけを利用しているのでありますw(笑)。

中国の飲食店はなにも注文もしないでいる客に対しまして、案外、寛容なところがあるのです。日本ではそうはいかないかもしれません(笑)。

 

スタバでは、無料でWi-Fiも使えますので、あまりまわりも気にしないで、延えんとスマホゲームをする人も多いのです。

中には、スマホから、出前アプリやらで、他の店から、別の店の食事を、スタバまで、配達させる強者もいるのですw。

こうした節約志向の消費者がいるので、スタバは売り上げが低迷する要因にもなっています。

アパレル業界にも消費降級

かなり深刻ともいえる、消費降級は、食だけにとどまらずに、

アパレル業界にも及んできていますw。

 

上海に住む、日本人留学生はこのように話してします↓

無印やユニクロのコンセプトを模倣したシンプルなデザインで安価なアパレル店が山のように乱立してきている。

シンプルで安価はまさに、消費降級の流れと言えるでしょうw。

若い女性はブランド品は買わずに、こういうお店で500円程度のワンピースやシャツを3,4着買って回している人もかなりいますw。

SNSの普及で、繁華街に行かなくてもいいので、それで事足りてしまうのですw。

TOPページに戻る

中国の若者が不況に備えて節約生活!消費降級?」への4件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です