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日本は人手不足が深刻になっており、企業は人材の確保に悪戦苦闘している
働き方改革の影響と人口減少に伴う人手不足や人件費の上昇という構造的な問題がある
バイト時給、過去最高の1074円に : 人手不足、最低賃金引き上げで
しかし、現在は人出不足が解消されつつある!?
正社員が不足している企業は31.0%(前年同月比19.3ポイント減)で、4月として4年ぶりに4割を下回り、人手不足割合が大幅に減少
非正社員で人手が不足している企業は16.6%。前年の同月から15.2ポイント減少
ドライバー不足で慢性的な人手不足が社会問題化していた「運輸・倉庫」の正社員が不足しているのは41.1%で、前年同月から27.4ポイントも減少
人手が過剰と答えた企業が増加!?
「適正」と回答した企業は47.2%で同5.9ポイント増加し、企業の半数弱が人手は適正であると感じている。「過剰」と回答した企業は21.9%で同13.5ポイント増
「過剰」と感じている割合が急増している業種もある。特に、インバウンド需要に支えられていた「旅館・ホテル」
「飲食店」や「娯楽サービス」においても同様の傾向が見られる
理由はもちろん新型コロナ!?
新型コロナウイルスの影響で外出自粛や休業が広がり、「人手不足割合にも変化が起きている」
今後、企業が人員削減や雇止めなど、リストラが本格化する可能性がある
「ポストコロナ」社会における求められる人材の変化には注視する必要があろう
一方で人手不足が続く業種も!?
「農・林・水産」「建設」の約半数は正社員不足 正社員が不足している企業を業種別に見ると、「農・林・水産」「建設」が最も高く48.2%
ファミリーマート/時短申込787店、時短申込率5.4%「人手不足」対応
コンビニでは引き続き人出不足が続いているようです。
新型コロナウイルスの感染拡大のなかでも農業分野では、人手不足が深刻であることに変わりありません
様々な分野で引き続き人が足りない!?
新型コロナウイルスの感染拡大で崩壊の危機に瀕しているのは、患者の救命に追われる医療現場だけではない。高齢化が進む日本では、介護現場も人材がひっ迫
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国規制で、石巻地方の水産業界が外国人技能実習生を受け入れできなくなっている。実習生は重要な労働力となっており、人手不足の深刻化
「メンテナンス・警備・検査」(46.5%)、「電気通信」(45.5%)、「情報サービス」(44.6%)
定年は70歳になるかも!?
政府は今年2月4日、企業に従業員の70歳までの就業確保に努めることを求める、高年齢者雇用安定法などの改正案を閣議決定した
現行法では、国は企業に対して、希望者全員を65歳まで雇うことを義務付けています。そして今回の改正法では、さらに5年間延長して70歳までの就業の機会を確保する努力を求めた
この法律によって、日本人の働き方は大きく変わるだろう。自身が望む老後の働き方を実現するために、今からできる準備は何か。人生のサバイバル術を考える